★ 宇多田ヒカル『First Love』ハイレゾ音源に思うこと☆

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先週の10日、予告通り、
宇多田ヒカルの1stアルバム
『First Love』の発売15周年を記念して、
2014年最新リマスター音源が、
CDのみならず、96kHz/24bitの
ハイレゾ音源でもリリースされました。
(iTunesはハイレゾではありませんが)

配信サイトは、今のところ
moraとe-onkyoの2サイトのようです。

今回のリマスターは、
世界有数のマスタリングスタジオ
Sterling Soundを代表する
トップエンジニア、Ted Jensenに
よるものたそうですが、
これまでの彼女の作品にも
携わっているので、その関係で
リマスターを依頼したのでしょうか。

事前のプロモーション効果もあってか、
配信2サイトではすでに、DLランキング
1位に獲得しています。

とは言え、かつてのアルバムセールス
のように何百万DLされているということは
ないでしょうが。。。。。

どのくらいのDL数で1位を獲得したのか、
いささか興味があります。

というのも、今回、ハイレゾ音源の
アルバムDL販売価格は、なんと!
4,000円もするのであります。。。。。

いくら最新リマスター音源とはいえ、
96kHz/24bitの旧譜アルバム1枚が
4,000円とは。。。。。

この価格設定は、ファン向けというより、
完全にPCオーディオ愛好家向けと
いうことでしょうか?!

唯一の救い?!は、1曲単位での
購入も可能だということでしょうか。

それでも1曲400円!!

この価格は、先にリリースされた
坂本龍一の戦メリの5.6MHzの
DSDハイレゾ音源1曲の価格設定と同じです!

いやはや、何とも強き?!な
価格設定であります。

ちなみにハイレゾ音源ではない
iTunesの販売価格が、アルバムが
2,000円、1曲250円となっています。

また、CDは、DVD付が、4,200円、
(限定豪華版は何と15,750円!)
となっています。。。。。

通常のファンにはCDを買ってもらって、
PCオーディオ愛好家にはハイレゾ音源を、
新規ファンやライトユーザーには
iTunes音源を、といった思惑なのでしょうか?!

ただ、いずれにしても
旧譜の価格設定としては
高すぎると思いますし、
ましてや、日本で最も売れたアルバムとして、
これから何年も聴き継がれ得る名盤としての
対応方法があったのではないだろうか?!
という気がしてなりません。

最新リマスター制作にいくらかかったかは
わかりませんが、ハイレゾ音源の売り上げで
リクープできればいいや、レベルなのでしょうか。

おそらく、想像するに、
ハイレゾ音源のDL数は、よくても
数千DL程度で、かつてのフィジカルの
売り上げのように何百万ということは
あり得ませんし、今回の価格設定では、
数万DLも見込めないように思うからです。

15歳とは思えない非凡な才能を
詰め込んだ名盤として、
『First Love』は、これからも
ずっと聴き続けられるものでしょうから、
マネージメントサイドも
レーベルサイドも、もう少し、
いや、もっと考えて欲しかったと思います。

ちなみに今回、そのハイレゾ音源を
1曲購入して、試聴してみました♪

「Automatic」なのですが、
dj Hideky kun の試聴環境下では、
絶賛するほどの良さを感じることは
できませんでした。。。。。

まぁ、楽曲によっては、
その違いがより明確にわかるのかも
しれませんが。。。。。

これならなおさら、
これまでのファンのみならず、
初めて『First Love』を聴くような人を
対象とした、また、ハイレゾ音源の
普及促進のためにも、期間限定でもいいから
アルバム1枚DL価格を1,000円とか、
思い切って500円で販売しても
良かったんじゃないかと思います。

旧譜のノンパーケージなんだから
決して無理な価格設定ではないと思います。

リアルタイムでは聴いたことのない
若い世代のユーザー層にも
受け入れられる名盤だと思いますし、
より多くのリスナーに受け入れられる
(購入される)と思います。

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