★ ハイレゾ対応PCスピーカー クリプトン KS-3HQM 試聴レビュー☆

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PCオーディオに欠かせないモノのひとつに
アクティブスピーカーがありますが、
最近は各社から数多くの製品が
リリースされ、その選択肢の幅も
増えています。

ただ、ハイレゾ音源を再生する場合、
大概の場合、DACが必要となります。

つまり、PCとアクティブスピーカーの
間に、必ずDACを入れなければなりません。

逆に、PCオーディオ利用者の中には、
PCとDACを接続して、音楽を聴くのは
もっぱらヘッドホン、という方も
少なくないでしょう。

その理由も色々あると思いますが、
大きな音を出せない、
スペース的にスピーカーを置けない、
スピーカーを買う予算がない、
自分の好みに合ったスピーカーがない、
などなど・・・・・。

そんな中、ハイレゾ音源対応の
DAC搭載アクティブスピーカーとして、
クリプトンが KS-3HQM を発売しました。

この KS-3HQM、24bit/192kHzまでの
ハイレゾ音源に対応(DSDは非対応)しており、
出力も25W+25Wとなかなかのハイパワー。

さらに、サイズ的にも
デスクトップ用として許せる範囲に
なっていると思います。

ただ、唯一、大きく悩むポイントは、
やはりその販売価格であります。

値引きなしの89,250円!!

まぁ、DACとアクティブスピーカーを
セットで買うこと考えれば、
そのくらいにはなるかもしれませんが・・・。

パッと、その値段だけ聞くと、
一瞬、「タカっ!!」と思ってしまうのは
dj Hideky kun だけでしょうか・・・。

とは言え、肝心なのは、やはりその音質!
なのですが、驚くなかれ、この KS-3HQM、
既に数々のオーディオ賞に輝いています☆

・AV REVIEW ビジュアルグランプリ2014 
 アクティブスピーカー(ペア3万円以上)「金賞」
・同グランプリ2013 SUMMER 
 アクティブスピーカー(ペア3万円以上)「金賞」
・同グランプリ2013 
 アクティブスピーカー(ペア3万円以上)「金賞」
・Audio Accessory
 オーディオ銘機賞2013 「銅賞」受賞

まぁ、そのくらい良いのか、
はたまた、競争相手が少ないからなのか、
実際に自分の耳で確認してみるしかありません。

というわけで、早速、
クリプトン KS-3HQM を試聴してみました♪

試聴したショップでは、予め
デスクトップパソコンに KS-3HQM が
接続されている状態だったので、
持ち込んだハイレゾ音源での試聴は
叶わなかったのですが、普段、
リファレンス音源としても聴いている
ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』
(24bit/48kHzハイレゾ音源)が
入っていたので、その音源を中心に
試聴してみました♪


で、実際、試聴してみての第一印象ですが、
ハッキリ言って、ネットでの好評価とは裏腹に、
感動するほど、と言いますか、もっと言えば、
「普通?!」というのが、dj Hideky kun の
感想であります。

その価格を考えても、ネットでの評価を見ていても、
これは「ハッ!!」とさせられるくらいの
製品なのかも、と言う期待があったのですが、
ちょっと肩すかしにあった感じであります。

正直言って、これならほかの選択肢も
十分あり!だなぁ~、と言った感じです。

ただ、音が悪いのかというと、
そんなことはなく、デジタル・アンプの
特徴とも言える、高域での分解能に優れ、
ニアフィールドで聴く音楽は、
ハッキリ、クッキリとして、それなりに
美しく聴こえると思います。

ただ、やはり筐体の大きさの限界か、
低域の量感は期待できません。

とは言え、適度に引き締まっており、
結果として、解像度の高いサウンドに
聴こえるかもしれません。

それでも、個人的な感想としては、
この音でこの値段なら、ほかにするかなぁ~、
というのが正直なところでした・・・。

ちなみに、試聴した音源と同じ
ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』
(24bit/48kHzハイレゾ音源)を
iPhone のアプリ、ONKYO HF Player に
入れていたので、KEF Q300(Version UP)でも
聴いてみましたが、低域の量感では、
さすがに勝負にならないという結果でした。

ただ、解像度を第一に求める方であれば、
KS-3HQM の選択肢は「あり!」かもしれません。

いずれにしても、これからまだまだ
各社から、同様の製品がリリースされてくる
でしょうから、我々ユーザーにとっては
選択肢が増えることは、大いに歓迎できる
ことだと思います。

特に今年はPCオーディオ普及?!に向けた
実売5万円以下の価格帯のDAC製品が
充実していきそうな気配がありますから。

ただ、ハイCPのハードの販売だけではなく、
高音質、ハイクオリティ再生が可能な
ハイレゾ音源再生プレーヤー(ソフトやアプリ)
の開発と提供も併せてお願いしたいものであります。

加えて、コンテンツ・ホルダーは、
どんどん、カタログを増やす努力をして、
ユーザーが本当に聴きたいと思っている
タイトルが購入できる環境づくりに
より一層尽力して欲しいと思います。

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