★ オーディオシステムを組む難しさ

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BOOKER T.の名盤『EVERGREEN』の
アナログ重量盤を聴いたことがきっかけで
オーディオシステムを組み始めて
早2年が経ったわけですが、
自分の好みの音がどういったものなのかを
確認しながら、その好みに合った
音に近い再生音を再現してくれる
オーディオシステムを構築することに
悪戦苦闘し続けてきた
dj Hideky kun であります。

方やオーディオ市場に目を向けると、
日本国内で言えば、個人的見解としては、
年々、衰退の一途を辿っているように
見えます。

その理由はいろいろとあるでしょうが、
クルマと同じで、若年層が
購入しない(育っていない)ことが
何よりの原因であることは明らかです。

コンテンツのノンパーケージング化
(デジコン)やケータイ電話の
普及などの環境の変化も
少なからず影響していると思われます。

もちろん、低所得化や不安定な
収入環境も無視できないと思いますが、
いずれにしても国内のオーディオ市場が
縮小傾向にあることは間違いないと
思います。

一方、ピンポイント的各論としては、
dj Hideky kun 同様、自分好みの
音を構築しきれず、結果的に
オーディオシステム構築に散財し続け、
離れていく方も少なくないように
思います。

都内は別としても、全国的に
聴きたい機種の試聴が可能な環境が
かなり限られることや
オーディオ専門誌に掲載されている
全く何の参考にもならない
評論家たちの何でもかんでも
褒める製品レビューなども
負の要素として無視できない
要因だと強く感じます。

まだ、ネット社会なので、モノによっては
参考となるレビューがなくはないのですが、
それでも、結局、それが
自分の好みの音と重なるのかどうかは
判断が難しいところではあります。

dj Hideky kun は、この2年間、
散財し続ける中で確信したのは、
パーフェクトな結論ではありませんが、
どんな好評価のオーディオ製品であっても
購入を検討しているのであれば、
可能な限り試聴するということです。

もちろん、大手量販店などでの
試聴環境は決して良くはありませんが、
それでも雰囲気や製品比較は
可能です。

実際、そうした試聴後に購入した
製品についての印象は、試聴時と
大きく変わることはありませんでした。

また、オーディオアクセサリーも含め、
メーカーによっては、貸出機を
用意してくれるところもあるので、
そうしたサービスを利用しない手はありません。

とは言え、それでも自分好みの音が
得られるというものではありません。

アンプやスピーカー、プレーヤー
などのメイン構成の組み合わせはもとより、
それらに投入するオーディオアクセサリーで
再生音をどんどん煮詰めて追い込んでいくことも
可能だということも分かってきました。

なので、オーディオ製品を購入して
すぐに自分好みの音じゃなかった!
と諦めて転売するのはオススメしません。

他の機器との組み合わせや
使用するオーディオアクセサリーによって
本当に音が変わっていくことが
実体験で分かったからです。

特にオーディオアクセサリーについては
本当に散財してきましたが、
その中で、dj Hideky kun の
好みに合致したのが、ティグロン製品と、
アコースティックリヴァイブ製品と、
サンシャイン製品でした。

これらのアクセサリーメーカーの
製品群を足し引きしながら
オーディオシステムに組み込むことで、
かな~りオーディオシステムの
本領を発揮させることができたと
思っています。

まぁ、もちろん、これもクルマと同じで、
どれだけ煮詰めても、100馬力のクルマで
300馬力のクルマと同じように
走ることができないのと同じように
限界はあると思いますが、
それでも、何百万円もかけなくても
百万円以下でも十分満足が得られる
音作りが可能だと今では確信しています。

これも組み合わせの問題かもしれませんが、
一機何百万円もするオーディオ機材を
何度か試聴する機会がありましたが、
「この音でこの価格?!」と感じたことは
何度もあります。

他方、数十万の製品でも
「え~っ!この値段でこんなに音良いの~!?」
な~んて感じることも多々あります。

なので、結局は知っているか知らないかの差、
つまり、どれだけ試聴できるかによって
選択肢をある程度、見極めることが
できると思います。

とは言え、そんな環境が身近にない方が
多数ということも事実であります。

なので、dj Hideky kun は
いつも思います。

まずは、メーカーの努力で
試聴機貸出システムを可能な限りで
構築すること、そして、
オーディオ評論家たちは
もっともっと個々の製品についての
レビューを事実を包み隠さず、
良い点と悪い点を明確にすること、
そして、それをメーカーや
出版社が可能にする環境作りをする、
ということに真剣に取り組みつつ、
オーディオメーカーやシップは、
若年層を中心に、もっともっと
「良い音で音楽を聴く楽しみ」を
体感できる機会を提供するための
尽力が不可欠だと思うのであります。

誰でもということではありませんが、
一般論として、例えば、料理なんかも
そうだと思いますが、
「人は感動にお金を払える」
ということを認識するべきだと
思います。

良い音(自分好みの音)で音楽を聴く
歓びや感動は、とってもとっても
満足度の高い楽しみなのですから♪

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