★ 話題のDSD対応USB DAC KORG DS-DAC-10 試聴レビュー♪

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ

↑ブログランキング参加中

  ポチッとお願いしまっす!

 

発売後、数日間で初期ロットが完売してしまった

話題のDAD対応USB DAC、KORG DS-DAC-10。

 
1,000台限定販売ということと、

DSDネイティブ再生可能で価格も

実質5万円以下というのが

その主な人気の理由のようであります。


メーカーの狙い通り?初期ロットが完売したためか、

残りのロットが年明け2月には販売されるようなので、

買い逃した方は今から予約しておけば、

購入可能だと思います。


と言うわけで、ご多分に漏れず、早速、

dj Hideky kun もその話題の

USB DACを導入してみることにしました♪


で、届いたKORG DS-DAC-10ですが、

テスト販売?のためか梱包はいたってシンプル。


筐体のサイズは使用中のFOSTEX HP-A3を

ひとまわり大きくした程度です。


ちなみにKORG DS-DAC-10 を購入したため、

再生プレーヤーのAudioGateを使用する際の

都度のTwitterのツイートは必要なくなりました。


また、テスト販売品?のためか、一部のロットで

ボリュームの不具合、つまり、ボリュームの

固定六角ボルトが外れていたり、

緩んでいたりしているものがあったようですが、

dj Hideky kun のものは

そのような不具合がなく、一安心。


KORG DS-DAC-10 の発売のタイミングで、

AudioGateのアップデートがあったので、

早速、ダウンロード。


更に発売後、しばらく経って、一部の不具合を

修正したファームウェアのアップデートも

あったので、こちらもインストール。


大きな修正点は、フォーマットの違いによる

再生音量の違いを修正したものでした。


さてさて、いよいよKORG DS-DAC-10の

再生音質をチェックしてみることに☆


まずは、PCとヘッドホンを使用しての

試聴レビューから。


PCはデスクトップ&ノートPC、ともにOSは、

WindowsXP Pro。

USBケーブルはお気に入りフルテックGT2、

ヘッドホンはDENON AH-D7000を使用。


再生音源は、DL購入した24bit、192kHz の

FLAC音源やCD、KORGから無償提供された

DSD音源など。


再生プレーヤーは基本、AudioGate、

あとはfoober2000やiTunesなど。


まぁ、このKORG DS-DAC-10 の

人気の理由は価格の安さや電源部分が

USBバス・パワーによる手軽さなども

あるとは思いますが、やはり大きいのは、

リアルタイムのDSD変換に対応している点と

2.8224MHz、5.6448MHzのDSDファイルを、

DSDネイティブで再生できる点ではないでしょうか。


てなわけで、いよいよそのKORG DS-DAC-10の

実力をあれこれ検証してみることに。


基本的な音質傾向については、

FLAC音源であろうがDSD音源であろうが

CDであろうがあまり変わりはありませんでした。


かなりフラット傾向にあると言えそうです。


なので、人によっては物足りなく

感じるかもしれませんが、dj Hideky kun としては

むしろこのくらいの方がいいかも、

と感じた次第であります。


で、まずはPCM192kHzから試聴。

 

う~ん、キース・ジャレットのピアノも

ノラ・ジョーンズのボーカルも

ドナルド・フェイゲンの名盤『ナイトフライ』も

非常にクリアで透明感もあり、

なかなか良い感じであります。


ただ、FOSTEXのUSB DACを初めて

導入した時のような値段の割になかなか

元気で良い音、という感動はありませんでした。


で、お待ちかね、DSD 2.8224MHz、

5.6448MHzでの試聴であります♪


ファームウェアがアップデートされるまでは

2.8224MHzの方が5.6448MHzより

再生音量が大きかったせいか、

一部のユーザーの意見としては

2.8224MHzの方が音が良い、

な~んていうレビューもあったようですが、

アップデート後、聴き比べると、

やはり明らかに5.6448MHzの方が

良いと感じます。


PCM192kHzとの比較においては

人によって好みが分かれるかもしれませんが、

DSDを聴いた後で、比較試聴すると

PCMの方がどうしてもデジタル的美音に

聴こえてしまい、dj Hideky kun 的好みとしては

DSD 5.6448MHzの方が良いと感じました♪


DSD 5.6448MHzでの再生音は、

全体的に非常に滑らかになり、

さらに低域の量感も増し、とても耳障りの良い

サウンドに生まれ変わります。


ただ、残念ながら、もしこの傾向の音が好みならば、

やはり、アナログレコード再生にお金をかけた方が、

更に上質なサウンドを聴くことができるとも思いました。


その傾向はヘッドホンではなく、

オーディオシステムに繋いで再生すると

より顕著に感じられます。


もちろん、音は悪くはないのですが、やはり、

高機能とは言え、価格相応の音かな、

といった感じで、DSDネイティブ再生でより

高音質を求めるのであれば、

やはり他メーカーの上級機を狙うしかない、

とも感じた次第であります。


とは言え、ノートPCで手軽にDSDネイティブ再生、

リアルタイム変換再生、PCM192kHz再生など、

いろいろ試して音楽を聴いてみたいという方には

オススメの一台です。


ただ、その場合、ネックとなるのは

DSD再生時の音の途切れ発生です。


おそらくPCのスペックによるところが

大きいのかもしれませんが、

ロースペックだと頻繁に音切れが

発生すると思います。


これじゃあ、いくら高音質でも

フラストレーションがたまって

純粋に音楽を楽しむことができなくなります。


このあたり、ファームウェアの

アップデートで改良できるのかどうか?!


さてさて、次回はFOSTEXのHP-A3では

見合わせていたUSBバスパワー機器用

外部安定化電源で人気のBusPowerPro

あたりを導入しての音質向上検証などを

してみたいと思います♪

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ

↑ブログランキング参加中

  ポチッとお願いしまっす! m(_)m

 

画像の説明文