★ ATOLL CD100se の音が更に良くなった理由!

さてさて、soulnote のCDプレーヤー、sc1.0同様、

dj Hideky kun を虜にしたフランス発ATOLLのCD100seですが、

導入直後には少々、困ったことがありました。

 
Dynaudio のショウルームでアウトレット品として

格安で購入することができたCD100seでしたが、

購入した当日、いきなりピックアップトラブルで、

翌日にはあえなくドック入りとなってしまった

我がCD100seでありましたが、ピックアップを

まるっと新品に交換してもらってからというもの、

すこぶる好調で、同社のプリメインアンプ、IN100seと

Dynaudioのスピーカー、DM2/10との組み合わせは、

まさに価格を超えた音楽を楽しませてくれています。

 
しかもうれしいことに、ほとんど熱を発することもありません!


メインシステムのsoulnoteのsc1.0なんて、熱を発しまくりで、

トレイから出したCD盤が熱くなって困ります。以前使っていた

DENONのDCD-1650SEも同様に酷かったです。


電気製品なんだからとわかっちゃいるけど、

やはり気持ちの良いものではありません。ハイ。

話は戻りますが、このCD100seは、IN100seとともに、

縦型オーディオラックに設置しているのですが、

まず、ラック棚の上にサンシャイン製の超薄型制振シート、

B-50を敷き、その上に同社のオーディオボード、S-50を置き、

さらにその上に同じく超薄型制振シートのA-50を敷き、

マグネシウムインシュレーター、S1とS2のコンビで

三点支持というカタチでその上にCD100seをのせています。


ちなみにA-50にはAIRBOWのアーシングシステムを取り付け、

CD100seの本体に繋げています。


で、問題はここからです。


実は、ATOLLのCD100seには、同社のアンプやチューナー、DVDも

一括でコントロールできる軽量で使いやすいリモコンがついています。


以前の2ndシステムのエソテリック、RZ-1のリモコンのように

無意味?!にクソ重いものではなく、とても重宝しています♪


ただ、一点、非常に残念なのが、おそらく、日本のメーカーのものなら

ほとんど付いていると思われるイジェクト(トレイ開閉)ボタンが

付いていないのでありまっす!!(涙)


これさえ付いていれば、CD100seの本体の操作ボタンには

一切触れることなく、CDを再生できるのですが、

CDの入れ替え時には、当然、本体のイジェクトボタンを

押さなくてはなりません。


実はこれが、問題のタネとなっているのであります。


どういうことかと言うと、毎回、イジェクトボタンを軽く押すと

CD100seの本体が、ずれてしまうのでっす!!


原因はインシュレーターと本体の底盤との間の滑りによるもの。


ムムムムム、、、、、。


どうしたものか???


とりあえず、応急処置として東急ハンズでソルボセイン製の

厚さが薄目の丸いインシュレーターを買ってきて、

サンシャイン製のスパイク側のインシュレーターS2の裏面に

それを貼り付け、滑り防止ができるかどうか試してみました。


で、その結果ですが、まずまずの出来で、滑らなくはなりましたが、

やはり、まだ若干、不安定要素が残ります。


そこで、また、考えた末、今度は、CD100seの天板に重り代わりに

何かをおいて、その重量増の効果でイジェクトボタンを押しても

ビクとも動かないようにしよう!と相成りました。


で、再び東急ハンズへGO!


そこそこの重みで余り大きくなさげな素材を物色した結果、

厚さ5ミリの長方形型の銅板を2枚重ねして置いてみようと思い購入。


ちなみにこの銅板の1枚の重さは、265グラムでした。


で、直接CDプレーヤーの天板の上に置くのもどうかと思い、

余っていた受け皿インシュレーターS1を置いて、

その上に2枚重ねで銅板を置いてみました。


置いた位置は、正面向かって右端です。


というのも、CD100seの左側には、アンプ同様、

トロイダルトランスがあり、重心が左寄りになっているためです。


さてさて、これで問題解決となったのかどうか?!?!?!

はい、めでたく!本体のイジェクトボタンを押してもズレたりしなくなりました♪


そして、これが怪我の功名とでも言うのでしょうか?!

再生音が以前にも増して、音の輪郭がハッキリして、

音に芯がある感じで、おまけに低域も締まり、

左右への音の広がりも増して素晴らしいではありませんかっ☆


こりゃ、スゲェ~♪


で、いろいろネットで調べていると、

オーディオ評論家の長岡鉄男さんという方が、生前、

CDプレーヤーの天板の上に重り?を置くと音が良くなる!

と言われていたそうです。


ていうか、オーディオ・マニアの皆さんにとっては、

こんなこと常識なのかもしれませんが。。。


というわけで、もう少し手を加えてみたら、更に音がどう変化するのか

興味津々!って感じで、三度、東急ハンズへGO!!

またまた、よさげな大きさと重さの素材はないかと

あれこれ物色していると、ありましたっ~!!


鉛のインゴットです!しかも「HANDS」の刻印入り(笑)


ということで、この鉛のインゴットを3本お買い上げのdj Hideky kun。


やはり、これも直接天板の上に置くのはなんなので、

同時にソルボセイン製の東京防音の貼り付け可能な

制振インシュレーターもゲットであります。


ちなみにこの鉛のインゴットは、1本が1.1キログラムありました。


で、早速帰って、あれやこれや位置を変えながら

ベストポジションを詮索であります。


いろいろ試してみた結果、凹型のような配列で

鉛のインゴットを置くことにしました。


両サイドにパネルに対して縦になるように2本起きます。

その下には、それぞれ正方形の制振インシュレーターを

2枚ずつ敷いてからインゴットを置いています。


残りの1本は、パネル面と並行にしてトレイの真下あたりに

くるように置きました。


ただ、この部分は両サイドと違い、下には制振インシュレーターではなく、

マグネシウム・インシュレーター、S1を置いています。


今回、いろいろと試行錯誤してみてわかったことですが、

重りの本数を増やせば、その分、低音はより引き締まり、

音圧も明らかに上がったように聴こえるのですが、

それとのトレードオフで、音の響きや余韻が減退してしまいます。
でも、ちょうど良いバランスで設置するとその再生音は、

誰が聴いてもその違いはハッキリとわかります♪


音圧が上がったように聴こえるだけでなく、

音の芯がよりしっかりしたように聴こえ、弦や鍵盤やヴォーカルの

ささやきの響きまでもが鮮明に聴き取れるようになります!


リズム(ドラム)の音も明らかに量感が増しています。


わずか2~3千円の投資で、これだけ驚くほどの

音質改善が図れるとは正直、ビックリさせられた次第であります。


オーディオメーカーのインシュレーターを買うよりも安上がりなのに、

その効果たるやCDプレーヤーを2ランクくらい

アップさせたかのような仕上がりです☆


まぁ、今回はたまたま良い結果となっただけのこと

かもしれませんが、それでも、この結果に大・大・大満足の

dj Hideky kun でありましたとさ☆

ゲシゲシ♪

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ

↑ ポチッとお願いしまっす m(_)m


画像の説明文