さてさて、前回、XRCDの音質の良さに改めて感動した
dj Hideky kun でありましたが、
今回は、そのXRCD盤を何枚かピックアップして
通常CDと聴き比べてみ、レビューしてみたいと思いまっす♪
「音が良い」と一口に言っても、人によって、
その定義は様々だと思いますが、
前回のブログでカーペンターズのXRCD
『CARPENTERS GOLD GREATEST HITS』でお話しした通り、
XRCD盤に関しての「音が良い」というのは、
dj Hideky kun にとっては、とっても良質なアナログ盤を
聴いているように感じた、ことです。
ただ単に解像度が高いとか、SN比が良いとか、音場が広いとか、
だけではなく、デジタル的ではなく、とても温かみがあって、
それでいて音が非常にクリアで瑞々しく聴こえる、ということです。
とは言え、それが必ずしも全てのXRCD盤に言える事か
どうかは正直わかりません。
そこで、可能な範囲で、dj Hideky kun が聴いてみたいと思った
XRCD盤を何枚かピックアップして実際に通常CDと聴き比べて、
どう違って聴こえるのか検証してみたいと思います~♪
ちなみに、香港盤とかUS盤とか色々ありますが、
リマスターは日本のスタジオで、プレスも日本で、
というのも結構あるようです。
さてさて、まず最初に取り上げるのが、サラ・ブライトマンとの
デュエット曲「Time To Say Goodbye」が全世界的に大ヒットした
アンドレア・ボチェッリの同曲を収録したメガヒット・アルバム
『ロマンツァ』でっす☆
通常CDはXRCDと比べて、音場、音域が狭く感じられ、
クリアさにも欠けます。
ただ、良い言い方をすると、そのため、不思議と音が荘厳にして
クラシカルに聴こえるようにも感じます。
一方、XRCD盤は、明らかに音がクリアで、
サラ・ブライトマンのヴォーカルの瑞々しさ、生々しさに驚かされます。
かなりリアルに聴こえて、聴き応え十分です!
XRCD盤の「Time To Say Goodbye」を聴くだけでも
このCDを買う価値はあるとdj Hideky kun は思いました☆
さて、続いては、イーグルスのライヴ音源も収録されている
再結成後のアルバム『Hell Freezes Over』でっす♪
いやはや、XRCD盤はライヴ音源では、より一層、
その実力を発揮するようであります。
とにかく、リアリティ感がすっごいでっす!
このリアリティ感は、彼らの代表的ライヴ・アルバム
『イーグルス・ライヴ』でもかないませんよ~。
これこそ、目の前がライヴ会場のようだっ!って感じであります。
「Hotel California」しかり「Desperado」しかり、
思わず、甲子園球場で観た彼らのライヴが目の前に蘇ってきMAX!!
音場だけでなく、ズシン!と響くこのライヴ音源の再現は、
XRCD ならでは?!といったところでしょうか。
このXRCD盤も一聴の価値は十分ありますぞぉ~☆
3枚目は、ハリー・ベラフォンテのライヴ盤にして名盤中の名盤
『Harry Belafonte:At Carnegie Hall』でっす♪
流石に未だに名盤として多くの人たちに親しまれ続けている名盤だけあって、
とても1959年に録音された音源だとは思えないくらい
素晴らしいライヴ・パフォーマンスでっす!
オーディエンスの拍手や喝采も含め、ホールの臨場感が
素晴らしい1枚であります。
正直、dj Hideky kun は特にこのアルバムに思い入れも
何もないのですが、このアルバムが、もしくは、
ハリー・ベラフォンテが好きっ!と言う方は、
今、手に入る内にこのXRCD盤の購入を強くオススメします。
「Day O」や「Danny Boy」あたりは鳥肌ものではないでしょうか。
特に彼の音楽をリアルタイムで楽しんでおられた
エルダー世代の方には涙ものの感動音質ではないでしょうか。
さてさて、カーペンターズも含めると4枚のXRCD盤を通常のCDと
聴き比べしたわけですが、結論としては、総じてXRCD盤に
大差で軍配があがりました。
まぁ、たまたまの結果かも知れないので、これだけで、
XRCD盤信者にはなれませんが、オーディオ的というより、
音楽的に楽しめるCDという意味では、SACDとは違い、
通常のCDPで再生可能ということも素晴らしい~っ!!と思う
dj Hideky kun であります。
もし、お気に入りのアルバムでXRCD盤がリリースされていたら
是非、一度、手にとって聴いてみてください。
素晴らしい良質なアナログ盤を聴いているように純粋に
音楽を楽しむことができると思いますよ~♪
さてさて、この次、機会があれば、もうひとつの高音質CD、
K2HD盤 の聴き比べに挑戦してみたいと思います。
お楽しみに~っ♪
ゲシ♪ゲシ♪