映画 『阪急電車 片道15分の奇跡』

東宝シネマズでは毎月14日は、映画1,000円の日♪

 

というわけで、気分転換に何か映画を観ようと

ネットで調べるも、ググッとくる映画はなく、

ただ、前から予告編を観ていて少し気になる

映画があったので、その映画を観ることに決めた

dj Hideky kunでありました。

 

その映画が『阪急電車 片道15分の奇跡』です。

 

阪急電車はdj Hideky kunにとっても非常になじみ深い

私鉄電車です。

 

阪急電車には、大坂・梅田 ⇔ 京都・河原町 間の京都線と

嵐山線と神戸・宝塚線があったと記憶していますが、

今回の映画の舞台は、神戸・宝塚線でした。

 

そういう意味では、同じ阪急電車とは言え、馴染み薄な感じです。

 

でも、『電車男』で涙したdj Hydeky kunとしては、主演が同じ

中谷美紀ということもあり、それはそれで何だか観る理由の一つになりました。

 

普段、毎日乗っている電車なのに。。。

毎日、見ず知らずの人たちと一緒に、限られた車両スペースで

同じ時間を共有しているのに。。。

これは、当たり前の光景ですが、でもその一人ひとりに人生があり、

悩みがあり、想い出がある。

いつも顔を合わせたり、すれ違っているのに、決して知り合うことはない。

当たり前ですが、何か少し奇妙にも思えます。

 

でも何かのきっかけで、いろんな奇跡が起こるものです。

この映画では、そんな偶然の奇跡を観せてくれます。

 

普段は一人ひとりが皆、例えば、何かと格闘しながら、戦いながら、

必死で生きているのですが、実はその反面、当たり前ですが、

弱さも持っている。

 

でも、人はそれを泣いたり笑ったりすることで、乗り越えたり、

克服できたりする。

 

ひとりでは無理でも、誰かに話して、一緒に泣いたり笑ったりするだけで。

それが見ず知らずの赤の他人でも。

 

なぜならば、みんな同じような思いを大なり小なり抱え込んでいるから。

 

みんな、実はひとりじゃないんだ。

人生、嫌なことや苦しいこと、理不尽なことなど、いろいろあるけど、

それは、見ず知らずの人でもみんな同じ。

 

そんな小さなやさしい希望を教えてくれる映画だったと思います。

 

宮本信子さんの演技がとても良かったですよ。ホント。

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