『オーディオ レビュー』 ソウルノート dc1.0

SOULNOTEのCDプレイヤー、sc1.0で「魂を震わす音」を堪能して早半年。


十分満足はしていたのですが、やはりマッキンとB&Wのコンビで

SACDを聴いてみたい!という衝動を抑えきれずにいたdj Hdeky kun。


そう思い始めるともう止まりません。居てもたってもいられなくなり、

購入候補機種の選定に。
購入候補筆頭は、オーディオ雑誌やネットのユーザー・レビューでべらぼうに

評価が高かったDENONのSACDプレイヤー、DCD-1650SEでした。


マランツの同価格帯モデルより音が派手目だったので、1650SEを購入。


早速、自宅システムに繋いで、sc1.0と聴き比べ♪接続ケーブルは、

どちらもACOUSTIC REVIVEのLINE-1.0Rで繋いで試聴開始!


細かい途中経過はさておき、結果はsc1.0が圧倒的に良かったです(苦笑)


音が塊となって、前へ前へ出てくる感じ、高域から低域まで

非常に澄んでいて高解像度。
これは単にsc1.0の出力ゲインのレベルが高いのでは?という憶測だけでは

得られない、結果です。差は歴然です。


CD、Hybrid SACDでの試聴比較から始めたのですが、どちらもsc1.0の圧勝。

ユニバーサルからリリースされたSHM盤SACDの『Aja』と『Getz/Gilberto』を

聴いても、sc1.0の方がdj Hideky kunの好みの音でした。


まぁ、sc1.0は同価格でCD専用機ですから、当然かも知れませんが。


その事実をダイナミックオーディオ5555でsc1.0を購入したお店の方に

報告すると、「もし、SACDでsc1.0の音の傾向を求めるなら100万円以上の

海外製品しかありませんね」と言われてしまいました。 そうなのか。。。


ちなみにDENON 1650SE購入時に同価格帯のマランツ製品を試聴しましたが、1650SEの方が出音が派手目だったので購入します。
後日、DENONのSACDフラッグシップ・モデルのSXと

マランツの最上位機種7S1と11S2と13S2、

そしてSA8004をメーカー試聴ルームにて試聴したのですが、

まず、SXはこの音で1650SEの5倍の値段!?と疑いたくなるような結果。


7S1と11S2の音の傾向は良く似ていて、どちらも横方向への音の広がりが広く、クラシック向きだと思いました。悪く言えばフォーカスが甘い音です。

ロックは厳しい感じです。


それに対して、13S2とSA8004は、横方向への音の広がりはありませんが、

カチッとした音で、ロックやジャズに向いていると思いました。


で、結局、1650SEは購入後、3ヶ月で売却することに。


アキュフェーズ製品全般もそうですが、どうして、こうことごとく雑誌の

高評価製品が全然良いとは感じないのか?不思議です。。。
まぁ、いつも言いますが、こればかりは製品の善し悪しではなく、

好みの音かどうかですかね。


さて、話はdc1.0ですが、そもそもsc1.0を購入した当初から

ずっと気になっていた存在のD/Aコンバーターです。


ネットでのユーザー・レビューも非常に高い製品ですが、

しかし、値段が、、、高い!! 定価が25万2千円!! 買えません(涙)
でも気になる!どんな音がするんだろう?

また、いつもの気になる病の発生です(笑)


そう思っていると、たまたま吉田苑で展示品のdc1.0が

半値以下で販売されているではないですか!
数時間悩んだ末、購入を決意!またしてもやってしまいました。。。


数日後、dc1.0が無事到着!箱も製品も新品同様にとっても綺麗!ラッキー☆


早速、sc1.0にこれまた吉田苑で購入した同軸ケーブル、hina デジタルケーブル D-Sonic 1.0mで接続し、さらに同じく吉田苑で購入したバランスケーブル、

hina XLRケーブル LSXⅡ 1.0mでアンプに接続してみました。
さて、さて出音の感想ですが。。。


まず、更にS/N比が上がった?!という感じで、音が瑞々しく、

澄んで透明度が向上、何だか高級な音に変身したという感じです。
音の変化はハッキリ分かる方だと思います。これは凄い!

元値が25万円するのも頷けます。

sc1.0とあわせても定価で40万円。値段だけを見たら高いですが、

他メーカーのフラッグシップ・モデルよりは半値で買えます!

これは凄いと思います!!
それにしてもここまで音が変わるとは、驚きです。


その数ヵ月後、マランツのD-08とエソテリックのK-03を試聴したのですが、

マランツのD-08とでは、sc1.0+dc1.0が圧勝、

エソテリックのK-03とで、ようやく対等?くらい、

でもやはりsc1.0+dc1.0の方が上だと思います。
このdc1.0はCDプレイヤー専用のD/Aコンバーターなので、

今話題のPCオーディオを楽しむことは出来ませんが、

それでもこの音が得られるのならば購入の価値は十分あります。


残念ながら、2011年春をもって同製品の販売完了となりました(涙)

ただ、ユーザーからの熱い要望により、6月に若干数が製造販売されるとのこと。dj Hideky kunは、購入を検討していた人であれば、

多少無理をしても買うべきかと思います。


ちなみにSOULNOTEには多機能型の廉価版D/Aコンバーター、

sd1.0がありますがdc1.0と違い、DAC ICがひとつしか搭載されていないので、

sc1.0を持っている人はあまり音質変化は期待できないのではないかと

思います。


それにしても恐るべし、dc1.0です。この製品のよさをもっと多くの人に

知って欲しかったですね。
いい製品だったと思います。これからも末永く大切にしていきたいと思います♪

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